自由設計の住宅を建てる時に専門知識は必要?

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住宅の設計図を見ながら打ちあわせ

マイホームが欲しいと思った時、ほとんどの方は少しでも自由に設計ができたほうが良いと考えます。しかし、自由に設計するためには住宅のデザインや快適さを高める工夫について、専門的な知識を身に着けなければならないのではないかと悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

ハウスメーカーによるものの、依頼主の希望に合わせて設計を変更できることを自由設計と言います。以下では、自由設計の住宅を建築する上で、事前に知識を身に着ける必要があるかという点についてお話します。

求められるのは「専門的な知識」よりも「明確な希望」

自由設計の住宅を建てる時は、ハウスメーカーの担当者と依頼主が、プランについて打ち合わせをする機会があります。家作りに関する話し合いをして、設計のプランを固める場です。依頼主が持っている「こんな家にしたい」という希望も、この時にハウスメーカーの担当者に伝えます。

では、この時どのように希望を伝えるのが適切でしょうか?「快適な家が良い」という希望は誰にとっても共通です。おそらく、それだけを聞かされても担当者は困惑するでしょう。依頼主にとってどのような家が快適か、という点を明らかにする必要があります。

例えば、暑さや寒さを感じにくい家であること、段差が少ない家であること、広々としていることなど、快適な家の条件は人それぞれです。この部分が分からないことには、担当者としてもどのような家を提案するべきか頭を悩ませてしまうため、どんな家にしたいかというイメージは明確にしておく必要があります。

では、もっと具体的な希望は伝えるべきでしょうか?暑さや寒さを感じにくい家にフォーカスをあてるなら、高気密高断熱構造が適しています。依頼主は、担当者と話し合う前に暑さや寒さに強い=高気密高断熱構造という知識を得ておき、それを伝えるべきでしょうか?

もちろん、あったほうが打ち合わせはスムーズですが、必須ではありません。相手は家作りのプロです。依頼主の希望がはっきりしていれば、その家に必要な構造や設備などは導き出せます。

気になる部分は担当者に相談を

自由設計の住宅を建てたいと考えた時、住宅のデザインに関する知識があるに越したことはありません。しかし、あくまで重要なのはどんな家にしたいかという依頼主の明確な希望です。時間があれば理想の家に近づけるための設計について調べ、できなければ担当者に相談してみる、これで十分です。

綿密な打ち合わせをしてくれるハウスメーカーほど、少し曖昧な希望でも親身になって希望を引き出し、理想に近づけた家を作ろうと努めてくれます。気楽に自由設計の住宅を建てたいと考えている場合は、ハウスメーカーに注目してみてください。

ディアホームというハウスメーカーが、依頼主との打ち合わせを大切にしてくれている会社の一例です。家族構成や生活スタイルを知り、希望を聞いたうえで最適な提案をしてくれます。住宅の設計に関する知識がなくても、担当者が希望を叶える設計を提案し、メリットやデメリットについてもしっかりと説明してくれます。

打ち合わせをしっかりとしてくれるハウスメーカーなら、住宅の設計について、専門的な知識がなくても安心して家作りができます。「どんな家に住みたいか」という希望を固めたうえで相談してみましょう。

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